歯にワイヤー等の矯正装置を装着する必要のない矯正です。透明度の高いマウスピースを使用して歯並びを矯正します。
ワイヤー等の矯正装置が歯に装着されている場合、食べ物が詰まりやすく、歯ブラシもしにくいため、虫歯のリスクが高くなりますが、マウスピース矯正の場合はご自身での取り外しが可能なため、歯ブラシも通常通りに行うことが可能です。

1日20時間以上の装着が必要です。
基本的に、食事の時間と歯磨きの時以外は装着することをおすすめします。

マウスピースを外した後、流水で汚れを洗い流して下さい。高温のお湯ではマウスピースが変形する恐れがあるため、40℃を越えるお湯は使わないで下さい。

ワイヤー矯正と比較すると、マウスピース矯正はステージを細かく分割して少しずつ歯を動かしていくため一度に強い力がかからない分、痛みが少なくなります。矯正治療では歯を調整した最初の3日間にもっとも違和感や痛みが出てきますが、マウスピース矯正の場合、その痛みが穏やかになります。
またワイヤー矯正では、装置が口の中を傷つけてしまうことがあるため、口内炎を生じ痛みが出ることがありますが、マウスピース矯正では、口の中を傷つける心配がありません。

子どもの矯正は対象になります。大人の矯正の場合、対象となる場合とならない場合があります。美容目的の矯正は医療費控除の対象にはなりませんが、かみ合わせ等の治療目的である場合は対象になります。
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ございます。
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マウスピース矯正(インビザライン、インビザラインGO)では、900万症例以上のビッグデータから計算された治療計画をもとに、矯正医によって事前に精密なシミュレーションを行います。そのため歯を動かす距離が最も短く済み、より効率的な矯正治療が可能です。
トータルの治療期間は、部分矯正（インビザラインGO）では、使用する20枚のマウスピースで約5ヶ月かかります。（もともとの歯並びの状態によっては、20枚のマウスピースが必要ない場合もあります。その場合は、必要枚数に応じて治療期間も短くなります。）
奥歯を含めた矯正（インビザライン）の場合は、お口の中の状況によって異なりますが、約1～3年程度です。

※ご自身で管理していただくマウスピースの装着時間が短い場合は、歯が動きにくいため治療期間も長くなります。

歯の戻りを防ぐため、保定装置(リテーナー)を治療が終わってから6ヶ月～1年程度はつけていただく必要があります。その間は1日中リテーナーを装着していただくことになります。
ある程度、歯並びや歯を支えるアゴの骨が安定してきたら就寝中のみの装着にし、最終的には週1日程度のリテーナーの装着で矯正完了後の歯並びを長く維持します。